キハト会の活動趣旨

私たちは、大河原南小学校放課後子ども教室の8年間の企画運営を通し、感じてきたことがあります。当たり前の事ですが、『子どもは元気が一番』ということです。昨今、学力低下と言われていますが、今の子ども達には「夢が足りない」と感じます。夢を持つ事は、限りなく子どもの力を引き出すものだと考えています。では、なぜ自分の将来に夢をみないのでしょう?それは、様々な体験をしていないからだと思います。私たちは、この8年間の活動から、体験中の子ども達の表情は本当にいい表情を見せてくれます。この表情をみる度に、私たちにとって最高の喜びの時間です。これからは、子ども達に「夢を持たせること」「目標を持てる子になる」、そういう子どもたちの育成のお手伝いをすることで、自立できる大人、社会性の持てる大人に。そうして、宮城の復興を担える大人になれる子ども達の育成支援を行います。キハト会の「キ=菊は大輪の菊のように凜として、小菊のように根強く」「ハ=白はどんな色にも染まり、柔軟を持てる人間になるように」「ト=徳は、人間は挨拶で始まり、挨拶で終わると言われるように、きちんとした姿勢は前を向く姿勢の一歩」と考え、キハト会は、名称通りの子ども育成支援を行います。


設立に至るまでの経過

 平成12年度から、現メンバーの内5名と大河原南小学校PTA活動を行い、子ども達に夢を持てる環境、目的を持てる環境づくりが必要だと痛感しました。それから、平成16年度に学力向上フロンティア仙南の役員になり、当時の校長先生に県内の小中学校を参観に行き、たくさんの事を学ぶ機会を頂きました。そして、平成18年度より、大河原南小学校放課後子ども教室の運営を担い、様々な体験プログラム(野外体験活動・創作活動・伝統継承活動・読書活動など)を提供してきました。ゲームやテレビから切り離すことで、子ども達が変わっていく様子を実感する事が出来た8年間。そして、この活動に昨年、文部科学大臣賞を頂きました。また、東日本大震災から3年が経ち、微力ながら被災地の子どもたちへの支援も続けています。キハト会は、子ども達が宮城の復興の担い手にもなれるように育成支援を行っていきます。


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